質問 古物商の免許はどのような場合に取り消されてしまうのでしょうか?

答え

古物営業法第6条第1項~4項では、大きく分けて4つの場合に許可の取り消しの要件を定めています。

【営業停止や許可の取り消しになる場合。】

  1. 偽りその他不正の手段により許可を受けたとき。
  2. 欠格条項(古物営業法第4条第1項~第8項)に該当したとき。
  3. 古物商の許可を受けてから6か月を過ぎても営業を始めない、または営業を開始したものの、6か月以上も休業が続いている場合。
  4. 古物商の当人が、3か月以上も所在不明になっている場合。
  5. 古物営業法に違反又は古物営業に関しての他の法令に違反し、盗品等の売買等の防止や盗品等の速やかな発見が著しく阻害されるおそれがあると認められるとき
  6. 古物営業法に基づく行政処分に違反したとき

POINT 欠格事由に該当したり、不正や法律違反、営業を始めなかったりしなければ大丈夫です。(^^)

質問 古物商の許可を個人で取得し営業している場合で、法人成りしようとする場合は、もう一度申請しないといけないんですか?

答え

個人で取得した許可を引き継ぐことが出来ませんので、法人としてもう一度申請する必要があります。、そして個人で取得した許可証は返納しなくてはなりません。(古物商許可は事業体ごとに与えられる営業許可です)

POINT 会社を作る予定の場合は、許可を誰(個人か法人か)で取得するかをよく考える必要がありますね。

質問 許可証を返納しなければならないのは、どんな場合ですか?

答え

営業を廃止した時、なくした許可証を見つけた時、許可が取り消された時、(個人の場合)死亡した時、(法人の場合)消滅した時です。

【許可証の返納等】

第八条 許可証の交付を受けた者は、次の各号のいずれかに該当することとなつたときは、遅滞なく、許可証(第三号に掲げる場合にあつては、発見し、又は回復した許可証)を公安委員会に返納しなければならない。

  1. その古物営業を廃止したとき。
  2. 第三条の規定による許可が取り消されたとき。
  3. 許可証の再交付を受けた場合において、亡失した許可証を発見し、又は回復したとき。

第2項 前項第一号の規定による許可証の返納があつたときは、第三条の規定による許可は、その効力を失う。

第3項 許可証の交付を受けた者が次の各号に掲げる場合のいずれかに該当することとなつたときは、当該各号に定める者は、遅滞なく、許可証を公安委員会に返納しなければならない。

  1. 死亡した場合。 同居の親族又は法定代理人
  2. 法人が合併により消滅した場合。 合併後存続し、又は合併により設立された法人の代表者

POINT 基本的には、営業ができなくなった場合と、無くした許可証を見つけた場合ということです。('')V

質問 古物商の警察の立入検査はいつあるのですか?

答え

各自治体によって違いがありますが、警察の立入検査は、時間など関係なく突然に営業時間に来られる事が多いようです。

【警察官がチェックする主なポイント】

  1. 古物商許可プレートが貼ってあるか?
  2. 古物の置く場所があるか?
  3. 古物台帳があるか?

POINT 簡単に言うと、本当に古物営業がなされているかどうか確認しにくるということです。(時間のある時に)

質問 そもそも古物商【古物営業】はどうして許可制なのでしょうか?

答え

古物の売買においては盗品が混入することが多く、これを野放しにしておくと、結果的に犯罪を手助けすることになってしまいます。それを防ぐために、わが国では古物を取り扱う営業を許可制とし、営業者に対して様々な義務を課しているのです。

【古物営業法 第1条】
目的 この法律は、盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため、古物営業に係る業務について必要な規制等を行い、もつて窃盗その他の犯罪の防止を図り、及びその被害の迅速な回復に資することを目的とする。

POINT 盗品が流通しやすい市場なので、きちっと管理しましょうということですね。(^^;)

質問 【古物】の定義を教えてください。

答え

古物営業法第2条より、古物とは(①一度使用された物品、②使用されない物品で使用のために取引されたもの、③これらの物品に幾分の手入れをしたもの)です。

  1. 一度使用された物品
    「使用」とは、例えば衣類については着用することであり、自動車については運行の用に供することであり、鑑賞的美術品については鑑賞することです。
  2. 使用されない物品で、使用のために取引されたもの
    一般消費者が、買ったり貰ったりした品物を、使用しないで新品のまま売却するような場合の物品をいい、これは「古物」に当たります。
  3. これらの物品に幾分の手入れをしたもの
    ただし、手入れをしたことによって本来の目的に従って使用することができない物品は、廃品であって「古物」ではありません。

POINT 一度流通したものは、基本的には新品でも【古物】扱いされます。

質問 古物の品目が法律で決められていると聞いたんですが…

答え

古物営業法施行規則第2条では、次の13品目に区分されています。

  1. 美術品類(書画、彫刻、工芸品等)
  2. 衣類(和服類、洋服類、その他の衣料品)
  3. 時計・宝飾品類(時計、眼鏡、宝石類、装身具類、貴金属類等)
  4. 自動車(その部分品を含む。)
  5. 自動二輪車及び原動機付自転車(これらの部分品を含む。)
  6. 自転車類(その部分品を含む。)
  7. 写真機類(写真機、光学器等)
  8. 事務機器類(レジスター、タイプライター、計算機、謄写機、ワードプロセッサー、ファクシミリ装置、事務用電子計算機等)
  9. 機械工具類(電機類、工作機械、土木機械、化学機械、工具等)
  10. 道具類(家具、じゅう器、運動用具、楽器、磁気記録媒体、蓄音機用レコード、磁気的方法又は光学的方法により音、影像又はプログラムを記録した物等)
  11. 皮革・ゴム製品類(カバン、靴等)
  12. 書籍 (古本等)
  13. 金券類(商品券、航空券、新幹線チケット等)

POINT 言い回しが分かりづらいので、自分が扱う古物が何に当たるのか、事前にチェックしておきましょう!!

質問 そもそも古物営業とはどういうものなのでしょうか。

答え

古物営業法第2条第2項1~3号に定義として定められています。

第2条第2項第1号
古物を自ら又は委託されて、売買、交換する営業。(単に売却するだけと、自分で売却したものを売った相手から買い戻す営業は除く。)

第2条第2項第2号
古物市場を経営する営業。

第2条第2項第3号
古物の売買をしようとする者のあつせんを競りの方法により行う営業 。(ネットオークションの主催者等)

POINT 基本的には、商売として反復継続して行うものは、古物営業の含まれる可能性が高いです。

.png